いじめに遭ったときの対処法

 職場においていじめが無くなることは容易いことではありません。

 なぜなら、人が三人以上集まれば、必ずと言って良いほど“派閥”は生まれるからです。人は一人では生きていけない、とは良く言ったものですが、いじめに遭っている人からしてみたら、早くこの空間から脱したい、逃げたい、こんな思いをする位ならいっそ一人になった方が楽、と常に思っていることでしょう。終わりが見えない日々に嫌気が差し、さっさと異動したり転職するのも一つの方法かも知れません。

 でも、社会人ともなれば生活の心配も出てきますよね。今勢いで出した結論で明日から路頭に迷うのは御免だ、と辛い状況にも歯を喰い縛って耐えるしかない、そんな時には「書くこと」を試してみるのはどうでしょう。日記やブログ、ノートに殴り書き等、一日のうちに一度は自身の気持ちに素直に向き合える時間を作るのです。鬱病の治療でも、“認知療法”といって、改めて自身と向き合う時間を作る事で、自身の気持ちを見つめ直し、前向きになれると言われているのがこの方法です。

 いじめに遭っているということは、職場で自分の心の内を話す相手が全くいないという状況下に置かれている可能性が高い訳です。話すことが出来ないならば、せめて書くことで蓄積され行き場をなくしたストレスのはけ口を作ってあげましょう。ストレスは万病の元です。取り返しのつかないことになる前に、苦しさを少しでも緩和出来る方法があれば実践してみてください。逆境を乗り切る為に必要なことは、自身を認めてあげることです。